この記事では、
「同担拒否」という言葉について、韓国語での表現や意味
を解説します。
「同担拒否」とは?
おたく用語で、同じ対象を応援する他のファン(愛好家、同担)と交流を持ちたくないという姿勢を指す言葉です。
なお、同担拒否については、同担拒否の定義と種類。同じ推しを応援するファンに対する態度の違いとは?で説明しました。
逆に、同じ対象を応援する他のファンと積極的に交流しようとする姿勢は「同担歓迎」と言います。
このように、「同担拒否」は、日本のファン文化における一つの現象ですが、
韓国のファン文化にも同様に同じ対象を応援する、他のファンと交流したくないという姿勢は存在します。
しかし、
/
韓国語では、「同担拒否」という言葉はありません。
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では、韓国語では、
どのように表現するのでしょうか?
また、韓国のファン文化と同担拒否の関係はどのようなものでしょうか?
韓国語で同担拒否を表現する方法
韓国語で同担拒否という言葉はあるのか
韓国語では、日本語でいう「同担拒否」という言葉はありません。
しかし、韓国語でも同様に同じ対象を応援する他のファンと交流したくないという姿勢は存在します。
その場合、どのように表現するのでしょうか?
韓国語で同担拒否の意思を伝えるフレーズ
韓国語で同担拒否の意思を伝えるには、以下のようなフレーズが使えます。
- 같은 캐릭터를 좋아하는 사람과 엮이고 싶지 않다. :
同じキャラクターを好きな人と、絡みたくない。 - 같은 캐릭터를 좋아하는 사람과 관계를 맺고 싶지 않다. :
同じキャラクターを好きな人と、関係を結びたくない。 - 같은 캐릭터를 좋아하는 사람과 소통하고 싶지 않다. :
同じキャラクターを好きな人と、コミュニケーションしたくない。 - 같은 캐릭タ를 좋아하는 사람과 친해지고 싶지 않다. :
同じキャラクターを好きな人と、仲良くなりたくない。
これらのフレーズは、日本語でいう「同担」という言葉に相当する「같은 캐릭터를 좋아하는 사람」という表現を使っています。
ここでの「캐릭터」は、アニメや漫画のキャラクターだけでなく、アイドルや声優などの芸能人も含みます。
また、「엮이다」「관계를 맺다」「소통하다」「친해지다」は、それぞれ「絡む」「関係を結ぶ」「コミュニケーションする」「仲良くなる」という意味の動詞です。
これらの動詞に「고 싶지 않다」という形をつけることで、「~したくない」という否定的な意思を表現できます。
韓国のファン文化と同担拒否の関係
韓国のファン文化の特徴と歴史
韓国のファン文化は、日本とは異なる特徴や歴史を持っています。
韓国では、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、アイドルグループやドラマ俳優などの芸能人がアジア各国で人気を博し、韓流と呼ばれる現象が起こりました。
この時期には、インターネットやSNSが普及し始め、ファン同士がオンラインで交流したり、情報や画像を共有したりすることが容易になっていきました。
また、ファンは自分たちが応援する芸能人に対して、積極的に支援活動を行ったり、権利を主張したりするようになっていったのです。
韓国のファン文化における、特徴的な用語や概念としては、以下のようなものがあります。
팬카페(ファンカフェ):
・インターネット上で作られるファンクラブのようなもの。
・ファンカフェでは、ファン同士が交流したり、芸能人に関する情報や画像を共有したりすることができる。
・ファンカフェには会員制度があり、一定の条件を満たすと正会員になれて、芸能人の公式スケジュールやイベントの参加権などの特典が得られることがある。
팬미팅(ファンミーティング):
・芸能人がファンと直接会って交流するイベント。
・ファンミーティングでは、芸能人が歌やダンスなどのパフォーマンスを披露したり、ファンとトークやゲームを楽しんだりすることがある。
・ファンミーティングに参加するには、チケットを購入するか、抽選に当選する必要がある。
응원법(応援法):
・芸能人のパフォーマンスに合わせてファンが声や動作で応援する方法。
・응원법は、芸能人の名前や曲名を叫んだり、手拍子やフリをしたりすることが含まれる。
・응원법は、ファンカフェやSNSで共有されたり、練習されたりすることがある。
선물(プレゼント):
・芸能人に対してファンが贈る物品やサービス。
・선물は、芸能人の誕生日やデビュー記念日などの特別な日に贈られることが多い。
・선물は、個人的に贈る場合もあれば、ファンカフェやSNSで集めた資金で贈る場合もある。
・선물は、花束や食べ物などの物品だけでなく、広告や慈善活動などのサービスも含まれる。
韓国のファン文化における同担拒否の実態と理由
韓国のファン文化では、同担拒否という言葉は使われませんが、
同じ対象を応援する他のファンと交流したくないという姿勢は存在します。
韓国のファン文化における同担拒否の実態と理由については、以下のようなものが考えられます。
これらは同担拒否の心理からくるもので、日本のファンや韓国のファンにも共通する感情になります。
日本では、嫉妬心や競争心から、ファン同士でのトラブルに発展する事例もあるんです。
まとめ
このブログでは、「同担拒否」という言葉について、韓国語での表現や意味を解説しました。
同担拒否とは、
/
同じ対象を応援する、
他のファンと交流を持ちたくない
\
という姿勢を指す言葉で、日本のおたく用語です。日本では、アイドルにとどまらず、漫画やアニメキャラクターに対しても、同担拒否が存在します。
韓国語では、同担拒否という言葉はありませんが、同様に同じ対象を応援する他のファンと交流したくないという姿勢はあります。
その場合、韓国語では
「같은 캐릭터를 좋아하는 사람과 엮이고 싶지 않다」
などのフレーズで表現できるでしょう。
一方、英語圏では、同担拒否という言葉はなく、さらに同担拒否という概念もないので、同担拒否を説明する英語のフレーズがいくつかあります。
これらを知っておくと、海外のファンと交流するときに、大変役に立つでしょう。
また、韓国のファン文化と同担拒否の関係についても触れました。
韓国のファン文化は、日本とは異なる特徴や歴史を持っていますが、
韓国でも芸能人に対して強い愛情や忠誠心を持つファンや、積極的に支援活動を行うファンや、権利を主張するファンなどが日本と同じように存在します。
ぜひ、韓国語でも自分の応援スタンスを主張してみてください!
その際、無料の同担拒否診断テストで自分の同担拒否レベルがどれくらいかを把握しておきましょう。
そうすることで、的確に自分の応援スタンスを、海外のファンに伝えることができますよ!