あなたは、自分の好きなアイドルや芸能人の中で、特に気になる人が2人いるという状況に陥ったことはありませんか?
その2人のうち、
1人は自分と同じファン層に多くの人気があり、
もう1人は自分と同じファン層に人気が少ないとします。
この場合、あなたはどちらの人をより応援したいと思いますか?
もし、
あなたが少ない人気の方をより応援したいと思うなら、
あなたは
/
2推し同担拒否
\
という現象におちいっている可能性があります。
2推し同担拒否とは、
自分の2番目に好きな人(2推し)を応援する際に、自分と同じ2推しのファン(同担者)を嫌う
という行動や感情のことです。
このブログでは、2推し同担拒否がなぜ起こるのか、その心理的背景を探ります。
また、2推し同担拒否が引き起こす問題点や対処法についても紹介します。
2推し同担拒否とは何か?
まず、2推し同担拒否とは何かを具体的に説明します。
2推し同担拒否に関する用語を整理するために、以下のように定義します。
2推しとは
2推しとは、自分の好きなアイドルや芸能人の中で、最も好きな人(1推し)に次ぐ好きな人のことです。
2推しは、
1推しと比べて、自分の中での存在感や重要度が低いと感じる場合が多いです。
しかし、それでも2推しは自分にとって特別な人であり、応援したいと思う気持ちはとても強いです。
同担拒否とは
同担拒否とは、
/
自分の好きなアイドルや芸能人を応援する際に、自分と同じファン(同担者)を嫌う
\
という行動や感情のことです。
同担拒否については、同担拒否(どうたんきょひ)の定義と種類。同じ推しを応援するファンに対する態度の違いとは?で詳しく紹介しました。
同担拒否の心理は、自分の好きな人を他のファンと共有したくないという独占欲や嫉妬心から生じる場合が多いと言われています。
また、自分の好きな人に対する愛情や理解が他のファンよりも深いと思い込むことで、自己肯定感を高めようとする場合もあります。
2推し同担拒否の心理的背景
では、なぜ2推し同担拒否が起こるのでしょうか?
2推し同担拒否の心理的背景には、以下のような要因が考えられます。
2推しに対する独占欲
2推し同担拒否の最も一般的な原因は、
2推しに対する独占欲です。
独占欲とは、
自分が大切に思っているものや人を他者から奪われたくないという欲求
のことです。
独占欲は本来、恋愛感情や親子関係などの密接な人間関係において、相手との絆を強めるために必要な感情です。
特に、男性より、推しに対して恋愛感情を抱いている、若い女性に多くみられるファン心理といえるでしょう。
しかし、独占欲が過剰になると、相手の自由や幸せを制限したり、他者との関係を妨害したりするようになります。
2推し同担拒否では、2推しに対する独占欲が、より一層強く働きます。
また、2推しは、自分と同じファン層に人気が少ないという事実から、自分が特別な存在であると思い込むため、
2推しを他のファンと共有したくないという独占欲もさらに高まります。
このような推しを独り占めしたいという強い独占欲から、他のファンとトラブルに発展してしまう事例もあるのです。
2推しに対する劣等感
2推し同担拒否のもう一つの原因は、2推しに対する劣等感です。
劣等感とは、
自分が他者よりも劣っていると感じることで生じる不安や不満
のことです。
劣等感は本来、自分の能力や価値を高めるために必要な動機付けとなる感情です。
しかし、劣等感が過剰になると、自分を卑下したり、他者を貶めたりするようになります。
とりわけ、2推し同担拒否では、2推しに対する劣等感が強く働きます。
また、2推しは、自分と同じファン層に多くの人気がある1推しと比べて見劣りするという事実から、
自分は2推しに対して十分な応援をしていないと思い込むため、
2推しを他のファンよりも愛しているという証明をしたいという劣等感が高まるのです。
2推しに対する自己投影
2推し同担拒否のもう一つの原因は、
2推しに対する自己投影です。
自己投影とは、
自分の感情や思考を他者に押し付けることで生じる認知の歪み
のことです。
自己投影は本来、他者と共感するために必要な心理的メカニズムです。
しかし、自己投影が過剰になると、他者の本当の気持ちや考えを無視したり、自分の都合の良いように解釈したりするようになります。
とりわけ、2推し同担拒否では、2推しに対する自己投影が強く働きます。
2推しは、1推しと比べて自分の中での存在感や重要度が低いと感じるため、
自分は2推しに対して不十分な愛情を示しているという罪悪感を生じやすいでしょう。
また、2推しは、自分と同じファン層に人気が少ないという事実から、自分は2推しに対して特別な関係であると思い込む可能性もあります。
そのため、2推しも自分を特別視してくれているという期待が高まります。
しかし、2推しは実際、自分と同じファンである他の人たちにも平等に接していることが多いでしょう。
2推し同担拒否の問題点と対処法
以上のように、2推し同担拒否は、2推しに対する、
- 独占欲
- 劣等感
- 自己投影
などの心理的要因から生じる現象です。
しかし、2推し同担拒否は、自分や他者にとって様々な問題点を引き起こす可能性があります。
また、2推し同担拒否は、自分の中で抑えることが難しい感情でもあります。
そこで、2推し同担拒否が引き起こす問題点と対処法について紹介します。
2推し同担拒否が引き起こすトラブル
2推し同担拒否が引き起こすトラブルには、以下のようなものがあります。
これらのトラブルは、自分の独占欲や劣等感や自己投影を満たすために行われる場合が多いです。
しかし、これらのトラブルは、2推しや同担者の人権やプライバシーを侵害したり、精神的な苦痛を与えたりする可能性も。
また、これらのトラブルは、自分自身にも法的な責任や社会的な制裁を負わせる可能性があります。
実際に、同担拒否の過激すぎる行動から、自分が知らぬ間に犯罪行為に及んでしまうこともあり得ます。
いくつかの事例を知っておくことで、トラブルを未然に回避することができるかもしれません。
2推し同担拒否を改善するための方法
では、どうすれば2推し同担拒否を改善することができるでしょうか?
2推し同担拒否を改善するための方法には、以下のようなものがあります。
自分の感情を客観的に分析する
まず、自分がなぜ2推し同担拒否をしているのかを客観的に分析することが重要です。
- 自分が抱く独占欲や劣等感や自己投影などの感情は、本当に合理的で正当なものなのでしょうか?
- 自分が行おうとする暴言や嫌がらせなどの行動は、本当に必要で効果的なものなのでしょうか?
- 自分が求める特別な関係は、本当に現実的で可能なものなのでしょうか?
これらの問いに対して、冷静に答えてみることで、
自分の感情や行動に対する認識を修正することができます。
客観的に分析するためには、自分の性格の傾向を知ることが大切です。
まず、自分自身を見つめ直すことから始めてみましょう。
そのためには、血液型別に同担拒否者の心理を分析した記事が役に立ちます。
あなたが自分自身の性格や行動、思考の傾向を客観的に知ることで、2推し同担拒否を改善する糸口が見つかるかもしれません。
2推しの幸せを願う気持ちを持つ
次に、2推しの幸せを願う気持ちを持つことが重要です。
2推しは、あなたの好きな人であり、応援したい人です。
そのため、2推しにとって何が幸せであるかを考えてみることがとても大切です。
2推しは、あなただけではなく、他のファンや仲間や家族などの人たちにも愛されているので、
2推しは、あなた以外の、他の人たちとも良好な関係を築きたいと思っているかもしれません。
あなたが2推しに対してトラブルを起こすことは、2推しの幸せを奪うことにもなってしまいます。
そのことを理解して、2推しの幸せを妨げないようにすることが必要となります。
同担者とのコミュニケーションを取る
最後に、同担者とのコミュニケーションを取ることが重要です。
同担者は、あなたと同じく2推しを好きであり、応援したい人です。
そのため、同担者は、あなたの味方であり、仲間であり、友達でもあるでしょう。
同担者とコミュニケーションを取ることで、同担者の人柄や考え方や感情などを知ることができますし、同担者への偏見や敵意や嫉妬などの感情を和らげることもできます。
また、同担者とコミュニケーションを取ることで、2推しに関する情報や感想や楽しみ方などを共有でき、
それによって、同担者との共感や信頼や友情などの感情を育てることができるかもしれません。
まとめ
このブログでは、2推し同担拒否について紹介しました。
2推し同担拒否は、
/
自分の2番目に好きな人(2推し)を応援する際
自分と同じ2推しのファン(同担者)を嫌う
\
という行動や感情のことです。
2推し同担拒否は、
2推しに対する独占欲や劣等感や自己投影などの心理的要因から生じる現象です。
2推し同担拒否は、自分や他者にとって様々なトラブルや問題点を引き起こす可能性があります。
そのため、同担拒否は悪いことなのか?それには賛否両論、さまざまな意見があるのも事実です。
そこで、2推し同担拒否を改善するためには、
- 自分の感情を客観的に分析すること
- 2推しの幸せを願う気持ちを持つこと
- 同担者とのコミュニケーションを取ること
が必要になってきます。
実は私も以前、同担拒否でした。
でも今は同担拒否をやめて同担歓迎になり楽しくファン活動をしています。
あなたは2推し同担拒否に悩んでいませんか?
もしそうなら、このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。