スキズという言葉を聞いたことがありますか？
スキズとは、韓国のヒップホップグループ「Stray Kids」の略称で、
2018年にデビューした人気グループです。
スキズのファンは「STAY」と呼ばれ、メンバーと一緒に歩んでいくという意味が込められています。
しかし、スキズのファンの中には、自分と同じメンバーを推す（応援する）ファンを嫌う「同担拒否」という現象が起こっています。
同担拒否とは、
／
自分と同じ推しを持つファンをライバルや敵と見なし、
交流や共感を拒むこと
＼
です。
同担拒否については、同担拒否の定義と種類。同じ推しを応援するファンに対する態度の違いとは？で説明しました。
同担拒否は、スキズに限らず、他のアイドルやアニメなどのファンの間でも見られる現象です。
とは言っても、
なぜ、スキズの同担拒否が多いのでしょうか？
また、
同担拒否に悩むファンはどうすればいいのでしょうか？
この記事では、『スキズの同担拒否が多い理由と対処法』について考えてみたいと思います。
スキズとは
まず、スキズについて簡単に紹介しましょう。
スキズは、JYPエンターテインメント所属の8人組ボーイズグループです。
メンバーは以下の通りです。
- バンチャン：
（リーダー、リードボーカル、リードダンサー、サブラッパー） - リノ：
（サブラッパー、メインダンサー、サブボーカル） - チャンビン：
（サブボーカル、メインラッパー） - ヒョンジン：
（リードラッパー、メインダンサー） - ハン：
（メインラッパー、メインボーカル） - フィリックス：
（リードラッパー、リードダンサー、サブラッパー） - スンミン：
（メインボーカル） - アイエン：
（マグネ（最年少）、サブボーカル）
スキズは、2017年にMnetのサバイバル番組「Stray Kids」でデビューをかけたオーディションに参加しました。
当初は9人だったメンバーですが、ウジンが脱退し、
その後、2018年3月25日に1stミニアルバム「I am NOT」で正式にデビューしました。
スキズは自分たちで「作詞・作曲・プロデュース」を行うセルフプロデュースグループとして知られています。
特に、3RACHAと呼ばれるバンチャン・チャンビン・ハンの3人が中心となって楽曲制作を行っています。
スキズの楽曲は、多様なジャンルやテーマを取り入れており、自分たちの思いやメッセージをストレートに表現するスタイルが特徴です。
そして、スキズは国内外で高い人気を誇っており、
2021年にはMnetの番組「KINGDOM: LEGENDARY WAR」で優勝しました。
また、
2ndフルアルバム「NOEASY」は初動売上約64万枚を記録し、
米ビルボードのアルバムチャート「Billboard 200」で5位にランクインを果たしました。
同担拒否とは
同担拒否とは、自分と同じ推しを持つファンを嫌うことです。
推しとは、
『応援する対象のこと』
で、アイドルやアニメのキャラクターなどが該当します。
同担とは、
『同じ推しを持つファンのこと』
で、同担拒否する人は同担をライバルや敵と見なします。
同担拒否する人は、
- 同担との交流や共感を避ける
- SNSや現場でのマナーを守らない
- 推しに迷惑をかける
- 推しに対する愛情や知識が足りないなどと批判
- 嫌がらせをしたりする
など、困った言動をすることがあります。
同担拒否は、自分の推しに対する独占欲や優越感からくるもので、自分以外のファンを認めたくないという心理が働いています。
こうした同担拒否の心理については、同担拒否: その心理と対処法3選で詳しく解説しています。
同担拒否は、スキズに限らず、他のアイドルやアニメなどのファンの間でも見られる現象ですが、特にスキズの同担拒否が多いと言われています。
では、なぜスキズの同担拒否が多いのでしょうか？
次の章でその理由を考えてみましょう。
ちなみに、ジャニーズにも同担拒否が多いグループがあり、その同担拒否が多い傾向や理由は、スキズにも通ずるものがあるかもしれません。
スキズの同担拒否が多い理由
スキズの同担拒否が多い理由として、以下の3つを挙げることができます。
推しにガチ恋しているから
推しにガチ恋しているとは？
／
推しを恋愛対象として見ている
＼
ことです。
推しにガチ恋しているファンは、
同担をライバルと感じて嫉妬したり、推しに独占欲を持ってレス（返信）やファンサ（ファンサービス）を取られたくなかったりします。
さらには、
推しに対する愛情が強すぎて『自分だけのものにしたい』と思っています。
スキズはメンバーそれぞれが個性的で魅力的なため、ファンは自分の推しに深く惹かれてしまうことも多くあるでしょう。
また、スキズはファンとのコミュニケーションを大切にしており、SNSやV LIVEなどで頻繁にレスやファンサを行っています。
これらの要素が相まって、ファンは推しにガチ恋してしまう可能性が高くなってしまうのでしょう。
そして、推しにガチ恋しているファンは、同担に対して敵意や嫉妬を抱きやすくなります。
特に、若い女性ファンが多い場合、ガチ恋勢のファンが多い傾向にあります。
こうしたガチ恋の同担拒否心理は、男性ファンからすると、理解できないことかもしれません。
推し歴や熱量が違うから
推し歴や熱量が違うとは、推しを応援する期間や度合いが違うことです。
推し歴や熱量が違うファンは、
自分と異なるレベルのファンに対して優越感やマウント（見下す態度）、または、不満や劣等感を持ったりします。
ここで、熱量の高いファンのことを、強火担といい、その中でも過激な言動をするファンを強火オタクと言います。
そして、推し歴や熱量が違うファンは、自分の推し活（推しへの応援活動）の価値観が正しいと思っています。
スキズは2018年にデビューしたグループですが、その前から「Stray Kids」という番組で活動していました。
そのため、
- ファンの中には番組から応援している推し歴が長いファン
- デビュー後や最近になって応援し始めた推し歴が短いファン
とがいます。
また、ファンの中には、
- スキズに全力で投資している熱量が高いファン
- スキズ以外にも好きなものがある熱量が低いファン
とがいます。
これらの違いが、同担同士の間に溝や摩擦を生むことがあります。
SNSや現場でのマナーが悪いから
SNSや現場でのマナーが悪いとは、推しや他のファンに対して不快な言動をすることです。
SNSや現場でのマナーが悪い同担拒否は、自分の感情や欲望を優先して、推しや他のファンのことを考えていません。
スキズは国内外で多くのファンを持っており、SNSや現場での交流が盛んです。
しかし、その中にはマナーが悪い同担も存在します。
例えば、
- SNSで推しに対して過度なアピールや要求
- 他のメンバーやファンを貶めたりする
など。
また、
- 現場で推しに対して無理なアクション
- 他のファンの邪魔をしたりする
人もいます。
これらの行為は、推しや他のファンに不快感や不安感を与えます。
こうしたSNS上での同担拒否行為は「嫌い」「ムカつく」「うっとうしい」「うざい」などと言われ、推しだけではなく、他のファンからも嫌われています。
スキズの同担拒否に対する対処法
スキズの同担拒否に悩むファンはどうすればいいのでしょうか？
ここでは、スキズの同担拒否に対する対処法として、以下の3つを提案します。
【対処法①】推し活の価値観を見直すこと
推し活の価値観を見直すとは、
自分の推し活に対する考え方や目的を再確認すること
です。
推し活の価値観は人それぞれであり、他人と比べる必要はありません。
推し活は自分の楽しみ方で良いし、推しも多様なファンを受け入れてくれます。
推し活の価値観を見直すことで、
- 自分は何のために推し活をしているのか
- 自分にとって推しはどういう存在なのか
- 自分はどういうファンでありたいか
などを明確にすることで、
自分に合った推し活スタイルを見つけることができます。
また、自分以外のファンもそれぞれ違った価値観やスタイルで推し活をしていることを理解することができ、
他人への偏見や批判をも、減らすことができます。
たとえあなたが、友達と推しが被ったとしても、それぞれの価値観を尊重することで、うまく対処出きるようになるでしょう。
【対処法②】同担とコミュニケーションをうまく取ること
同担とコミュニケーションを取るとは、
自分と同じ推しを持つファンと話したり交流したりすること
です。
同担とコミュニケーションをうまく取ることで、相互理解や仲良くなるきっかけが生まれます。
そして、同担とコミュニケーションを取る際は、敬意や配慮を持って話すことが大切です。
さらに、同担とコミュニケーションを取ることで、自分と同じ推しを愛している人たちの存在を感じることができ、
推しに対する愛情や喜びを共有することができます。
また、同担とコミュニケーションをうまく取ることで、自分と違う価値観やスタイルのファンの考え方や立場を知ることができ、
他人への理解や尊重をも、深めることができます。
このブログでは、同担拒否のファンと仲良くコミュニケーションを取れるようになった体験談を紹介しました。
これは、あなたが同担とコミュニケーションをとる際の良いモデルになるかと思います。
【対処法③】マナーを守って推し活すること
マナーを守って推し活するとは、
推しや他のファンに対して礼儀正しく行動すること
です。
マナーを守って推し活することで、推しだけでなく他のファンにも好印象を与えることが出来ます。
そして、マナーを守って推し活する際は、SNSや現場でのルールや常識に従うことが必要です。
また、マナーを守って推し活することで、推しに対する感謝や尊敬を示すことができ、
推しに喜んでもらうことができるでしょう。
さらに、マナーを守って推し活することで、他のファンに対する配慮や協力を示すことができ、
他のファンと仲良くなれます。
実際に、ファンの中にマナーを守れない人がいたことで、トラブルに発展してしまった事例もあります。
SNSや現場では、必ずマナーを守るようにしましょう。
それが平和な推し活への第一歩です。
まとめ
この記事では、スキズの同担拒否が多い理由と対処法について考えてみました。
スキズの同担拒否が多い理由は、
- 推しにガチ恋しているから
- 推し歴や熱量が違うから
- SNSや現場でのマナーが悪いから
の3つが挙げられました。
スキズの同担拒否に対する対処法は、
- 推し活の価値観を見直すこと
- 同担とコミュニケーションをうまく取ること
- マナーを守って推し活すること
の3つを提案します。
スキズは素晴らしいグループです。
スキズのファンも素晴らしい人たちです。
私たちはみんなスキズに惹かれてSTAYになりました。
私たちはみんなスキズの幸せを願っています。
先日、同担拒否による殴り合いの喧嘩がイベント開催中に勃発しました。
同じ推しを応援するファン同士なのに、とても残念です。
もし同じことがスキズのファンの間で起きたら、スキズのメンバーも悲しむことでしょう。
同じ推しを応援するファン同士、お互いの価値観を認めて、平和に楽しくファン活動をしていきたいものですね。
この記事があなたの役に立てば嬉しいです。
